鹿嶋のキキ

2015.1.24

タイトルを見て鹿島アントラーズに危機が訪れたと感じた皆さん、サッカーに溺れすぎです。

 

管理人の奥方の本家の旦那さんの妹の三男が、その連合いと一緒に創作料理のビストロの様なお店を持ちました。

 

言い忘れたけど、お店の名前は「旬菜嬉々(きき)」です。

 

そこに「笑鴨」を置いてくれないかとお頼み申上げたところ、二つ返事で置いてもらえることになりましたので、お店に行って参りました。


一番手前に置いてもらったけど、あまり目立たないですよね。


一升瓶のほうが良かったかな。


一番奥が、海鮮あぶり押し寿司

 左は、トマトとモッツァレラチーズのキムチ

 中は、海鮮豆乳トマト鍋


シェフが若いので、創作意欲にあふれた料理が次々に出て来るのが楽しいですね。

 

店の自慢は、シェフの実家が農家で、野菜をふんだんに使えることにあります。

 

夜の時間帯のみのお店ですが、若い人たちで賑わっていました。

 

帰還困難区域

2015.1.22

縁あって、福島県の原発被災地に行って参りました。

 

車から降りることは許されなかったので、車中から現場を見てきました。

 

常磐自動車道は、現在常磐富岡ICまで開通しています。

 

その常磐富岡ICの一つ手前の広野ICを降り、東電第二原発のある富岡町に入り、最初の信号機を曲がったところに、自衛隊が宿舎として利用したあのJヴィレッジがあります。

 

以前だったら、若者たちが大勢おしかけて賑やかな町だったろうに、今は商店はシャッターを閉じ、壊れた家は壊れたままで、壊れていない家も人気は無く、まさにゴーストタウンと化していました。

 

それでも、工事関係者のために二三のガソリンスタンドやコンビニと車の修理工場には火が灯っていたのが、少しだけ生命活動を感じさせてくれました。

 

手前の看板には「バイク・自転車・歩行者は通行できません」、奥の看板には「この先帰還困難区域に付き通行止め」と書かれています。

 

両脇にそんな看板が何本も立っている道路をバスはそろそろと進みました。

脇道に入りたくても、脇道は全てガードレールやシャッターで閉鎖されているか、ガードマンが立っていて、侵入を阻止しています。

 

草の生えたお墓や、窓の割れた家を見るにつけ、原発の恐ろしさを思い知ります。


ここで働く多くの方がいて、復興のための作業は進められているのに、再び活気ある町が戻ってくるのをイメージするのが難しいような気がしました。

 

車窓からの写真なので、見難いかもしれませんが、田んぼの際には、除染のために削られた表土が黒いビニール袋に入れられて、延々と積まれています。

 

今後、この汚染土をどこに持っていこうとしているのでしょうか。

 

福島県農業照合センターには、震災後直ちにゲルマニウム半導体検出器が6台持ち込まれ、農林水産物の検査を始めたそうです。

 

販売用の品物については、全量検査。

自家用については、希望した物総てを無料で検査できる体制をとりました。

 

26年産米は全袋検査の結果、全量100Bq以下で合格したとのことです。

 

ただ、原発の影響で有機農家の有機認証が剥奪されたと言うことも聞き、本人には全く落ち度がないのに、そんな仕打ちは無いだろうと憤りも感じました。

 

今回の訪問では、福島の米・野菜・牛肉・魚を思いっきり食べ、福島産のお土産を近所に配りました。

 

そう言えば、朝ホテルの部屋に地元の新聞が届けられていましたが、スポーツ面を除いて社会・経済・国際・科学・地域・エンタメ等のほとんどが原発・震災・復興関係の記事で占められていました。

 

福島県の一日も早い回復を心から望みます。

 

ヤマザキYショップみなと銚子屋

2015.1.19

平野さんから「銚子屋さんにお酒を置いてもらえることになったよ」と連絡を受け、銚子屋さんへ行って参りました。

 

外から見ると普通のヤマザキショップです。

が、真ん中の立て看板に注目。

 

どうも「豆大福」がウリの様です。

中ではお上さんが店番をしておりました。


と言う訳で、豆大福の白とヨモギを頂戴しました。

白は賞味期限が今日だけで、ヨモギは明日まで大丈夫だと言われました。

 

きっと、変な保存料を使っていないせいでしょうね。

味は、豆の粒々感と餅の柔らかさ・中の餡子の甘すぎないところがなかなか、素晴らしい。

 

さすが自慢の一品です。


お店の場所は、茨城県ひたちなか市牛久保1-5-13

電話:029-263-7531

 

お立ち寄りの際は、豆大福をぜひご賞味あれ!あれ?あれれ???

 

茨城アイガモ水田トラスト新年会

2015.1.18

本日蕎麦打ち二回目の上杉名人


素人でも失敗しない7割そばを作ってもらいました。

そば350gに小麦粉150gを篩にかけ、よーく混ぜます。


水220ccを準備し、まず半分の水を加え、元の粉の状態になるまでかき混ぜます。


さらに、残りの半分の水を加え、またかき混ぜます。

最後に残りの水を入れ、かき混ぜていると塊が出来ます。

こちらは、そば打ち初体験の千田奥方名人です。


そばの塊を麺棒で伸ばし、これ以上延ばすとやばいなと思ったら、打ち粉を振って、畳みます。


つぎに、畳んだそばを食べやすい細さに切ります。

人によって、うどんになったり、ほうとうになったりします。


それを皆でわいわい言いながら食べると、さらに味わいが増します。

本日は、鴨のつけ汁で頂きました。


それから、今年の一年の活動計画を練りました。

2月に合鴨供養をやることになりました。詳細は後程。


最新燻炭製造 なんと上から燃やす!

2015.1.17

最近の燻炭製造機は、昔と違ってずいぶんと改良が加えられたものです。


その結果、雨風に影響されないで、毎日燻炭が焼けるようになりました。

また、自動消火するので四六時中付いていなくても、燃えすぎて灰になることもなくなりました。


①籾殻を燻炭製造機の上まで満たします。

②籾殻の表面に着火し易いように灯油を噴霧します。

③空気口に割り箸を刺します。

④空気口を閉めます。


⑤蓋を乗せ、留め具で固定します。

⑥煙突を立てます。

⑦着火します。

⑧火が回ったことを確認し、栓をします。


⑨燻炭の火が徐々に降りてきます。

⑩下の割り箸が燃えると空気口が閉まり鎮火します。

⑪木酢液が欲しい時には、煙突に缶を付けます。


一回で2Lの木酢液が得られます。


煙突を長くするか、寝かせてやれば、もっと多くの木酢液が取れると思います。


 

一回で450Lの籾殻を焼くことが出来ます。ちなみにコンテナ10箱分です。

燻炭製造機のメーカーの香蘭産業の説明では、2回で10a分の籾殻を焼けると言います。

 

15aの田んぼで20回焼いて籾殻を散布するので、15aに100a分の籾殻を戻している計算になります。

籾殻の主成分は、ケイ酸やリンなので、稲が丈夫に育ってくれることを期待します。

 

夜の交流会は鴨酒尽くし

福永代表が挨拶に登壇
福永代表が挨拶に登壇

2015.1.15

合鴨フォーラムも早25回目です。

 

この間成人式を迎えたと思っていたら、あの頃のメンバーも年を取るわけです。

 

大会のスローガンは「いで湯と球磨焼酎の里ひとよしに集い、語り明かそう!時代へ繋ぐ合鴨農法」

 

と言う訳で、先ずは酒だっぺな。

個性的な名の酒が集まりました
個性的な名の酒が集まりました

夜の宴会では、全国から持ち込まれた合鴨酒や合鴨焼酎がずらりと並びました。

 

われらの「笑鴨」も会場に集まった100名の酒豪の皆さんに飲んでいただきました。

 

合鴨酒 右から

極醸(ごくじょう) 福田酒造

頑固一代(がんこいちだい)  あさぎり銘酒会

郷の鴨遊び 高田酒造場

朝霧の雫(あさぎりのしずく) あさぎり銘酒会

鴨田楽(かもでんがく) 尾込商店

笑鴨(わらいかも) 来福酒造

「竹子(たかぜ)」改「合鴨」 山口農園機工
一鳥万宝(いっちょうばんぽう) 瑞穂菊酒造

合鴨の誉(あいがものほまれ) 未発売

鴨神楽(かもかぐら)小牧酒造

 

どれもこれもマイナーな銘柄ばかりです。

でも、意外とこの世界では花酵母はメジャーなのね。

 

農村レストランひまわり亭

鴨料理をたんまりと御馳走になりました
鴨料理をたんまりと御馳走になりました

2015.1.14

ひまわり亭で開催された全国合鴨水稲会世話人会の一コマです。


熊本県人吉球磨ではグリーンツーリズムに力を入れており、全国でも珍しい農家民泊や農村レストランがあります。


それは、単に田舎だからできたという単純なものではなく、街を歩いてみると、街にはコンビニやファミレス・大型店舗が無いことと関係があるように思えました。


そのことを熊本大会世話人の荒毛さんに尋ねると、さもありなん。

市長と市民の努力により、そのような街づくりを昔からしてきたのだそうです。


簡単便利を求めて、大型店の誘致やコンビニの進出が日本国中で行われていますが、それに背を向けることで地域の宝の発掘をし、ふるさとに自信と誇りを育ててきたのです。

 

こんな素晴らしい街が日本にあったことを知り、人吉の魅力に益々惹かれる管理人でした。

 

ネッツトヨタのブログで

2015.1.13

ネッツトヨタのブログで「笑鴨」を紹介して頂きました。


ネッツトヨタとの繋がりは、管理人の息子(23歳)が幼稚園時代にお世話になった先生の娘さんの勤務先です。


袖触れあうも多生の縁、人生異なもの味なもの、捨てる神あらば拾う神あり、色々ことわざはありますが、本当に有難いです。


http://ameblo.jp/netz310ne-mins/page-2.html

2015.1.6のブログで紹介され、早速反響があり、注文を頂きました。


どうも有難うございます。

皆さん、車をお買い求めの際はネッツトヨタ店に是非ご来店ください。


農家民泊はお勧めです

農家民泊でお世話して頂いた山上夫妻と記念撮影
農家民泊でお世話して頂いた山上夫妻と記念撮影

2015.1.12

今回、涼水戸の宿(すずみどのやど)に茨城から4名、栃木1名がお世話になりました。

 

農家民泊の良いところは、ホテルのような画一のサービスではなくて、一軒一軒それぞれが工夫を凝らして、相手に合わせたサービスを提供することでしょう。

 

旦那さんが元高校の先生で、本が大好きな事、奥さんが趣味で絵手紙をなさっていて破れた障子に貼ってある事、泊まりに来た人の構成や年齢・男女によって気を使う部分が変わる事、奥さん手作りの料理とお酒を味わいながら夜が更けるのを忘れて、話し込んでしまいました。

 

涼水戸の宿から徒歩1分のロケーションにある涼水戸温泉
涼水戸の宿から徒歩1分のロケーションにある涼水戸温泉

また、宿の前にある涼水戸温泉は、ハウスで育てている観葉植物の暖房用に、温泉を掘ったものだそうです。

 

それを、一般の人にも開放をしているだけではなく、家の前に市のバスが一日3回お客を乗せて回ってくると聞き、のどかで良いところだなあと思いました。

 

宿の主人が、温泉の管理者との話合いで、宿の客は何度でも温泉に浸かれるようになっています。

 旅の汗を流すのに最高のロケーションでした。

 

管理人のモットーは、「理想郷」は存在しない、「住めば都」とは言うものの「住んで都に変えるのだ」です。ところが、人吉はとても居心地の良い所でした。

 

第25回全国合鴨フォーラム 熊本大会

農家民泊 涼水戸(すずみど)の宿の前で上機嫌なオッサン達
農家民泊 涼水戸(すずみど)の宿の前で上機嫌なオッサン達

2015.1.11

熊本より帰国しました。

 

今回の大会は熊本県の人吉市で開催されました。

 

1/9世話人会(ひまわり亭) 宿泊は農家民泊

1/10合鴨フォーラム熊本大会(あゆの里) 宿泊あゆの里

1/11フォーラム2日目(あゆの里)

 

先ずは大会の感想を一言。

非常に緻密に計算された大会であったと思います。

 

それは世話人会に参加した人たちだけが、味わうことが出来たものでした。

民泊体験が、一般の参加者にも同様にあったら、ひまわり亭での食事を実際に取ることが出来ていたら、

どんなに素晴らしい大会であったかと思います。

 

もちろん大会の中で、農家民泊の事や農家レストラン「ひまわり亭」について語られたので、興味を持った方は恐らく行くのでしょう。

 

それを世話人のメンバーは、大会前に経験することが出来たので、大会の内容を十二分に堪能できました。

セッティングをして頂いた大会委員の方々に感謝します。

 

燻炭焼きの進化

インターネットでイメージに近い写真をお借りしました。
インターネットでイメージに近い写真をお借りしました。

2015.1.8

燻炭を焼いていると天気の穏やかな日ばかりならば良いのですが、風の日や雨の日もあります。

 

風が吹いて、火の付いた燻炭が飛んで行って火事になっては困るので、ドラム缶で周りを覆いました。

 

次の問題は、雨です。

雨が降っても燻炭が消えることはありませんが、燻炭の焼き上がるスピードがガクンと落ちるのです。

 

それだけなら焼き上がるのを待っていれば良いので、大した問題ではないのですが、上まで焼き上がるのを待っていると下半分は灰になってしまうのです。

 

これでは、炭の効果は期待できません。

次に、雨に当たっても大丈夫なように傘を付けました。

 

それでも均一に焼くのは、なかなか至難の業でした。

それは、この炭焼きの構造上の問題と、管理人が昼間働いているので火の番が出来ないと言う点にありました。

 

それでもこのスタイルで5年はやったと思います。

明日から全国合鴨フォーラムのために熊本に行くので、続きは帰ってからです。お楽しみに―!

 

燻炭作り事始め

インターネットからイメージに近いものを借用しました。
インターネットからイメージに近いものを借用しました。

2015.1.5

大学生時代、OBが厚木市に民家と農地を借り「わらぶきの家」と称し、社会人や学生に開放していた。

 

血気盛んな学生らが学問だけやっとっても社会の役には立ちはせんと、「わらぶきの家」に間借りし、農業をやりながら大学に通っていた。

 

稲刈り後、オダ干しが終わると庭に脱穀機を持出し、脱穀をした。

その次には、籾摺り作業。

 

庭に籾殻の山が出来た。

それに煙突を立て、一升瓶を刺し、煙に燻られながら火の番をした。

 

管理人は、もっぱら酔っぱらって、途中で寝入ってしまう口だったが、酒の強い輩が、籾殻全体が黒くなると山を崩し、平らに広げ、水を掛けて灰にならないように仕上げてくれた。

 

春になると稲や野菜の苗作りが始まる。

その時に、燻炭が大活躍をした。

 

あの頃の「わらぶきの家」での学生と社会人との共同作業が楽しくて、今の水田トラストの活動に繋がっている。


雀百まで踊り忘れず、なのだ。

 

「笑鴨」取扱店 ゆりの郷物産館

2015.1.3

作日よりやさと温泉「ゆりの郷物産館」にて「笑鴨」の販売が始まりました。

 

お店の好意で「笑鴨」のコーナーがお店の一番目立つところに作られていました。

 

ここは、お湯良し、食事良し、景色良しの三拍子に加えて、土産良しのオールマイティーな所です。

 

お時間がありましたら、是非足を延ばして下さい。

 

A Happy New Year

2015.1.1

謹賀新年


皆様のご多幸をお祈りします。

今年もよろしくお願いします。(笑鴨)


いいね!して下さった皆様へ、本当に有難うございます。

健全な食卓は、健全な未来を創る。

健全な社会のために、健全な食材と楽しい情報をお届けします。