2015/12/30

大豆の選別風景だす。

 

市販の機械は、150万円。そんなに出せない貧乏百姓なので、1万円のウォーキングマシーンで代用しました。

 

まん丸の大豆は、下って行きます。

扁平や割れた大豆は、登って行きます。

 

何とも不思議な動画です。


貯穀害虫4

2015/12/23

貯穀害虫の退治の仕方を思い付いてしまった。

 

数日前の事、お客さんから「ムギに虫が湧いたので見て欲しい」と言われ、ジッパー袋に入った被害ムギを手渡たされた。

 

袋の中では、何匹ものコクゾウムシがムギに穴を開け、出たり入ったりしながら、ムギを食害しているのが観察できた。2~3日は、活発に動いていたが、その後袋を見てみるとコクゾウムシの動きが止まっていた。

 

そう、奴らは酸欠で死んでしまったのだ。電子レンジ攻撃をものともしなかったコクゾウムシが、こんなに簡単にくたばるなんて!

 

【結論】酸素が無ければ、やられない。なので、虫が発生したら、真空パックする。方法は、被害にあった原料を布団の真空袋に入れて、掃除機の吸引口にガーゼを被せて、吸う。袋の中に使い捨てカイロを入れておけば完璧です!って言うか「最初から虫が発生しないように管理しろよな」って言われればそれまでだけど。チャンチャン。

水路補修

2015/12/20

家の前の田んぼ、水は潤沢にあるし、家の前だから管理はし易いし、鴨さんの様子は手に取るようにわかるし、立地条件抜群で何も言うことは無いのですが、ただ一点難を言えば、水路からの漏水がひどくて田んぼを乾かすことが出来ません。


これがどのように悪影響を及ぼすかと言うと、収穫時期になっても田んぼはじくじくで、稲の根が腐り、バタバタと倒れます。水路は出来てから70年は経っている年代物なので、仕方がないと言えばその通りなのですが、何かないかなあと常に頭を悩ませていました。そんな時ふと目に入ったのが、日本農業新聞の記事でした。


「フルハルシート」ゴムシートなので伸縮性があり、20年くらいの耐久性がある。早速会社に問い合わせてみると「完全に乾いた状態を数時間維持できないと接着できません。」


これもダメか、諦めかけましたが、「水路の水を田んぼに逃がせば何とかなるかも知れない」と思い直しました。実際に資材を取り寄せ、作業を始めてみると新たな問題が発生しました。水路のひび割れから水が湧いてくる!


DIYの店で相談すると「水中で固まって水漏れを抑えてくれるのは、水ボンド以外有りません」。水ボンドは、以前使って地震でダメになった苦い経験があったので、どうかなあと思ったのですが、一時的に水が止まれば、フルハルシートを接着できるはず。天気が良くなるのを待って、作業をし、現在経過観察中ですが、今のところ水漏れは無いようです。とりあえずワンシーズン持ってくれれば御の字です。

そば粉作り

2015.12.8

田久保さん、千田夫妻が来てそばのみがきと製粉をしてくれた。

これで、そば打ちの準備は整った。


写真は、ふるい作業。右から、お菓子用の目の粗いふるい。そば用の50目のふるい。細かな80目のふるい。


H27年のそばの報告。

3kgの種子から18kgが収穫できました。

15kgのそばから9.5kgの粉が出来ました。

オーラ負けるな

2015/11/19

平野さんが収穫感謝祭で使った菰樽(こもだる)を取りに来る。

愛車の助手席に押し込むと、席を取られたオーラが不満そう。

 

PS オダ掛けしたそばは、雨と風で地面にひっくり返っていたので、掛け直し。

乾燥するのには、まだ当分かかりそう。

近況報告

2015/11/18

報告事項です。

2015/11/8 トラスト収穫祭をやりました。

2015/11/14 そばの収穫をやりました。

2015/11/15 収穫したそばをオダに掛けました。


なんでこんなにさっぱりした報告なのかって?

それはね、秋になってからこの方二日も空けずに雨が降るものだから、湿っぽくってかなわねえ。

ならば、報告だけでもカラッと済ませようと言う塩梅よ。

どうでぇ、分かったか。

玄米食のすゝめ

2015/11/04

玄米食は体に良いと判っていても、あのボロボロ・ポソポソ感がいやで長続きしない人っていますよね。

そんな人に朗報です。


玄米を洗った後に、プレーンヨーグルトを加えるだけで、柔らかでふくよかなモチモチごはんが炊けるのです。

炊飯に特別な圧力釜は必要ありません。


いつもお使いの炊飯釜にプレーンヨーグルトを加えるだけ。

たったそれだけなのに、信じられない、この美味しさ!


①まず、玄米を水で洗います。この時、掌で強く玄米を押し付けて、玄米の表面に傷が付くようにします。こうすることで、ヨーグルト菌が玄米となじみやすくなるんですね。


②洗った玄米を炊飯器に移します。そして、玄米1合にプレーンヨーグルト小さじ2杯を加え、玄米とヨーグルトを混ぜ合わせます。


③規定の目盛まで水を入れ、1時間以上置き炊飯します。


ヨーグルトにより味が変わるので、自分に一番合ったヨーグルトを見つけて下さい。

インターネットで「ヨーグルト 玄米 炊き方」と検索すると、色々な方の実例が紹介されています。


是非、お試しあれ。


貯穀害虫3

2015/11/02

南米のボリビアで遭遇したゾウムシには度肝を抜かれました。

 

日本のゾウムシは、植物の葉を食害したり、収穫後の玄米に穴を開けて食害するのですが、ボリビアのゾウムシはそんな生ぬるいやり方はしません。

 

収穫前の穂に取りつき、これから米になろうとしている籾に穴を開けて食害するのです。


これにやられると、収穫前から玄米は穴だらけです。

これには、はっきり言ってお手上げでした。


南米恐るべし!!

貯穀害虫2

2015/10/25

貯穀害虫とは、穀物を貯蔵中に食害する虫のことです。

有名どころでは、コクゾウムシ・ノシメマダラメイガ・コクヌストでしょうか。

 

以前、電子レンジが普及し始めた頃の話ですが、ペットの猫が濡れてかわいそうなので、温めてあげようと思い、レンジでチンしたら「ギャッ!」と声がして・・・。と言う話がありました。

 

そこで、コクゾウムシも同じ目に合わせれば、退治できるのではないかと思い、レンジで10分間やってみました。

 

結果は、惨敗です。コクゾウムシは何もなかったかのように、米の間をチョロチョロ動き回っておりました。

 

察するに、コクゾウムシは乾燥条件で生きている虫なので、体内の水分もほとんど無い状態なのでしょう。

だから、レンジのマイクロウエーブには全く反応しなかったと推察できます(笑鴨)。

 

現在では、タッパーや冷蔵庫が普及したことと、色彩選別機で虫を飛ばすので、ほとんどお目にかかることはありません。

そば畑の様子

2015/10/21

少し茎が細いけど、順調に成長してます。
田久保より


田面ライダー見参

2015/10/17

昨夜雨が降ったので、田面(でんめん)が湿ってゆるくなりました。


この機会を逃してなるものかと、仮面ライダーならぬ「田面(ためん)ライダー」を田んぼに引っ張り出して、溝切をしました。


これは、田面の排水を良くして、レンゲの生育を促すために必要な作業です。


これを怠ると、春先レンゲが悲惨なことになるのです。

いのちの壱の採種

2015/10/12

10/10に田んぼに排水対策用の溝を切り、レンゲと一部ヘアリーベッチの種子を播きました。

例年ですとレンゲなのですが、インターネットを見ていたら、湿地にはレンゲよりもヘアリーベッチの方が向いているとの情報があったので、ちょっと試してみたくなったのです。


本日は、車庫で乾燥させていた「いのちの壱」の種取りです。

作業は、①足踏み脱穀機で脱穀、②唐箕で選別、③ノゲ取り機でノゲと枝梗(しこう)の除去。

漬物樽に2つ半出来ました。


とりあえず、本日の作業はここまで、春になったら、温湯消毒、塩水選、浸漬、催芽、播種となるはずです。

サリークイーン刈取り

2015/10/10

2015/9/8に掲載したサリークイーンが雀に狙われるようになり、ほって置いたら無くなってしまうかもしれないので穂刈り(収穫)をしました。ネットに入れて日陰に吊るしてあります。

以下、乾燥が終了したら、脱穀・選別を経て種子となります。

以上、報告終わり。

貯穀害虫1

2015/10/6

皆さん、ゾウムシって聞いたことありませんか?


植物の葉や実を食害することで知られています。

その中でも小さいヤツがいて、これをコクゾウムシと言って、主に玄米を食べます。


昔の人に聞くと「コクゾウムシに入られた米は、太陽の下に広げて置けば、太陽の光が嫌いで逃げ出すから大丈夫」と言います。


ところが、数日経つとまたコクゾウムシが湧いてくるので閉口します。


恐らく、玄米の中に産んだ卵が孵って、ゾロゾロ出て来るのでしょう。 つづく

種子籾の乾燥

2015/10/1

台風から低気圧に勢力を落としたかに見えたのに、ここへきて再び強烈な雨と風をもたらす低気圧へと変貌を遂げた台風21号が襲ってきました。


「この前、オダに掛けた稲はどうなっているの?」と心配しておられる御仁もいらっしゃることでしょう。


心配ご無用です。


現在、軽トラを収めている納屋の屋根の下に退避させてあるので、雨露に晒されることはありません。


籾の水分も15%を切ったので、そろそろ脱穀の段取りです。

稲刈り、オダ掛け

2015/09/20

トラスト田の稲刈りです。


前々日の大雨の影響で、田んぼはビシャビシャのドボドボで、機械は全然入れません。


今回は、いのちの壱の種取り用に一本植えしたところのみを刈取り、オダに掛けました。


連休中のため、少数精鋭の作業となりました。


この後、思いもかけないブッシュ体験ツアーもあり、玉造の奥深さを経験してもらいうことになりました。

彼岸花の咲く畦

2015/09/19

数年前に植えた彼岸花の球根から美しい花が現れました。


これは、田んぼの畦に彼岸花が咲き乱れるようになったら、きっと来てくれる人たちの目を楽しませてくれることだろうと思って植えたものです。


ようやく陽の目を見ました。


これからどんどん増えていくよ。

転職はハローワーク

2015/09/18

稲刈りが始まるので、今まで田んぼでスズメの番をしていた案山子(かかし)たちが失業してしまいました。


でもご安心下さい、ちゃんとハローワークから次の仕事の依頼がありました。


今度は、田んぼから上がったカモ達が外敵に襲われないように番をすることになりました。


案山子君たち頑張ってね。


登熟期の稲(いのちの壱)

2015/09/13

トラスト田んぼのイネです。


大分色付いてきました。

この感じから行くとあと一週間くらいで収穫適期となるでしょう。


周りの農家に聞くと「今年は米が取れない」と言います。


我等のトラスト田ではどうでしょうか。

稲刈り、待っています。

着蕾期のそば

2015/09/12

本日はそばトラスト畑の土寄せを行いました。


うまく発芽できたところと出来なかったところが鮮明に写っています。


手前のそばを良く見るとてっぺんに小さな白い蕾を着けているのが解りますか。

バケツ稲

2015/09/08

茨城アイガモ水田トラストの平野代表から頼まれたバケツ稲です。


9月に入ってようやく花が咲き始めました。


花が咲いてから45日。この調子で行くと、収穫は恐らく11月中旬以降になってしまいます。


というか、気温15度を割ったら、寒くて生育がストップしてしまいます。覚悟しておいて下さいな。

稲の穂が色付いてきました

2015/09/07

皆さんのトラスト田んぼですよ。

案山子が4体いるのですが、小っちゃくて見づらいかな。


先週から雨ばかりで、本来ならばコシヒカリがそろそろ刈り終わる頃なのですが、周りの田んぼを見回すと、ほとんどの田んぼに稲が突っ立っています。


週末の土曜日に久しぶりに青空を見ましたが、再び雨模様に戻ってしまいました。挙句の果てに台風まで近づいているらしい。困ったものです。


ソバの生育

2015.9.6

8.23に播種したソバは、4葉期になりました。

 

管理人より、しばらくHP をお休みしていたら、病気かと思われてしまったので、あわててアップしました。

 

5月に田植えしてから、帰宅後、頭に松明(たいまつ)灯して毎日3時間ヒエ取りに追われていました。今では全く見つからなくなりましたが、稲より下にまだ隠れているかもしれません。


今年のヒエ取りは終了で、また来年に続くです。

水面下の努力

2015.5.29

水鳥は浮いている間、水面下で足ひれを一生懸命動かしていると小学校の時に習いました。

 

実際の動きはどうか、お風呂にカモちゃん達を浮かべてみました。

 

小学校の時の教訓はどう説明したらいいのでしょうね。

 


「かも子」2歳死去

2015.5.26

2013.12.14のブログで紹介した「かも子」2歳と20日が本日永眠した。


家族の話によると「3日前から水やエサを与えてもイヤイヤをして取ろうとはせず、カゴの隅にジッとしていることが多かった」


「最後の仕事は、相棒の鴨之助1歳が鶏小屋から脱走し、田んぼに飛び込んで植えたばかりの稲をなぎ倒しながら悠然と泳いでいた時、その鴨之助を陸に呼び寄せて、救出したことだった」


思えば、かも子は生まれつきに光を失い、田んぼに放しても他の鴨から離れて一人ぼっちだった。

また、三半規管が未発達で同じところを狂ったようにいつまでも回り続けていた。


そのままにしていては、直ぐに死んでしまうだろうと言うことで、爺やに引き取られて育てられることになった。

あのかも子が亡くなったと言うことは、一時代に終焉を迎えたと言うべきであろう。


なお、通夜は5月27日自宅にて。アーメン。


オケラ

2015.5.17

別に管理人の懐具合について、どうのこうの言おうと言う訳ではありませんよ。

 

この頃田んぼに行くとオケラが、水の上をスイスイと泳ぎ、畦に着くとその強靭な手でグイグイと泥を掻いて穴を掘って行くのをよく目にします。

 

この小さな体からは全く想像できませんが、こいつの両手の力は、指で押さえていても、ものともせずにこじ開けるだけの腕力を持っています。

 

子供の頃、このオケラを捕まえ、男友達の目の前に出して「お前の珍宝どのくらい?」と節をつけて言うとオケラがぐわっと両手を広げます。

 

これを見て「お前の珍宝こんなしかないんだってよ」とゲラゲラ笑って遊んだものでした。

 

今の子供たちは、こんな下品な遊びはやらないですよね。チャンチャン。

 

茨城アイガモ水田トラスト 田植え

2015.5.16

朝、雨混じりの天気で本当に今日田植えをするのかを疑いながらも40名以上の方が集まってくれました。

 

午前中は、管理人が合鴨を田んぼに放すだけで、どうして無農薬で米作りが出来るのかについて、説明しました。

 

その内に天気も回復しましたので、午後から田んぼに出ました。


品種「いのちの壱」を尺角(33×33cm)に1本植えです。

先ず、皆で苗取り(苗床の苗を1本1本根を切らないように慎重にばらすこと)です。


自分の苗が確保できたら、一列に並んで、目の前に張られたロープの目印をガイドに一斉に植えます。

全員が植え終ったところで、ロープを1尺ずらしてまた植えるを繰り返します。


小さなお子さんも最後まで良く頑張りました。

秋の収穫が楽しみだね。


カモちゃん給水中

2015.5.14

鴨ヒナを夜間にプールで泳がすと、自分の体が冷えるのに気が付かないで、いつまでも泳ぎ続けて、最後には溺れてしまうことがあります。

 

それを避けるために、夜間プールに蓋をします。

 

ただ、やたらに水を欲しがるので、体が濡れないような給水器を探してきました。


 

5~6リットルくらい入るのですが、夕方満タンにしておいても朝見ると半分くらい無くなっています。

お前ら、そんなに水ばかり飲んでいると、水腹(みずっぱら)になるぞ。ゲポッ!

 

奇跡のサクランボ

2015.5.13

家の前の道路を挟んだ反対側、街路灯の下にひっそりとサクラの木が佇んでいます。

このサクラの木は、2世で、先代の木もここに佇んでおりました。

 

当時は、まだ街路灯が無くて木ももっと大きくて、直ぐ横を流れる小川に覆いかぶさるように枝を伸ばしていました。

そして、春になるとたわわにサクランボの実を付け、それを楽しみにする人々がいました。

 

いつしか街路灯が付けられると、それ以降はサクラの木はサクランボの実を付けることをパッタリと止めてしまいました。

そうなると、誰もこのサクラの木の事を気に留めなくなりました。

 

その後、小川のU字溝埋設工事に伴い、サクラの木は切られてしましました。

それを不憫に感じた人が、そのサクラの枝を元の場所に刺し、根付かせたのです。

 

そして待ちに待った日が漸くやって来ました。

今春、サクラは満開となりサクランボの実を沢山付けました。

 

これは鳥との競争だなと楽しみにしていた矢先の事でした。

そう、昨晩の熱帯性低気圧です。

今朝、サクラの木に近寄ってみると、一つのサクランボを残して総てが無残にも木の下に落とされていました。

 

そう私こと管理人は、この実を「奇跡のサクランボ」と命名しました。

別に「ど根性サクランボ」でも良かったのですが、明日は、鳥に食べられていません様に・・・。

 

あっ、カモちゃん達ですか?

ハイ、みんな元気で、今朝鴨小屋をのぞいたら「エサくれ、エサくれ、ピーピーピー」と大騒ぎでした。


カモちゃん眠いよー

2015.5.12

一日中動き回っているように見えるカモちゃんですが、小屋の隅で立ったまま眠っているのを見つけました。


手前の鴨につつかれても平気の平左、まだ眠っています。

 

よっぽど眠たかったんだね。

 


カモちゃんの食事風景

2015.5.11

鴨ヒナには、前年合鴨農法で収穫した時に篩からこぼれた屑米・合鴨水田の畦に生える雑草のみじん切り・貝殻パウダーを溶かしたカルシウムたっぷりの水を毎日与えます。

 

時には迷い込んだ虫を食べています。

 



なので、炭水化物・食物繊維・ビタミン・ミネラル・カルシウム・動物性蛋白質と健康的な食事が取れています。

 

しかも、全ての食材が純国産なので、食料自給率100%ですよ🎵

 

鳥耕とは?

2015.5.9

合鴨農法を確立した福岡県の古野隆雄さんの著書「無限に拡がるアイガモ水稲同時作」によると、田植え前または収穫後の田んぼに鴨を放すことを「鳥耕」と呼ぶそうです。



管理人の家の親鴨は、代々田んぼで溺れていたり、他の鴨に乗っかられ足をくじいてびっこを引いていたり、両目が生まれつき見えなくて他の鴨の様にエサを見つけられなくて飢え死にしそうだったのを集めて別飼いしているものです。

 

そいつらが棲んでいる鳥小屋の戸を放すと、小さなヒナの時分に水を怖がって震えていたにもかかわらず、庭に隣接した田んぼまで落差1.5mを自ら飛び込んでいき、バシャバシャと楽しそうに泳いでいます。

 

そして、遊び疲れると田んぼに隣接したビニールハウスの横を通り、隣家の田んぼに繋がる傾斜した道をよちよちと上がり、管理人の家の裏庭を通り、車庫の脇の鳥小屋に再び戻ってきます。


(時には、隣の家の庭でいたずらをしてくるみたいです)

 

鴨を田んぼに放すと田んぼの草や虫を食べてくれ、田植え前の田んぼがきれいになり、田植え後の稲の生育が順調になる、それを鳥耕と言うらしいのですが、カモ達にはそんな気持ちは一切なく、ただ気持ちがいいので、田んぼで遊びながら、エサを探していると言うところなのでしょう。

 

ちなみに、鴨の後ろに写っているのが、今年植える苗です。

 

鴨ヒナの救出

2015.5.8

昨日帰宅してカモ小屋に行くと、ヒナ1羽が水槽に浮かんでいました。

触ってみると死後硬直しており、残念ながらどうにもなりませんでした。

 

もう1羽地面に横たわっていました。

これもダメかなと思いながら、拾い上げました。


体はびしょびしょですっかり冷えていましたが、まだ固くはなっていませんでした。

しばらく手の中に入れていると、足がピクッと動きました。


赤ちゃんは、ちょっとしたことで簡単に死んでしまいますが、回復も早いものです。

もしかしたら助かるかもしれないと、お風呂に入れ体を温めてやると意識が戻ったのか首を動かし始めました。


次にドライヤーで濡れた体を乾かし、砂糖水を飲ませながらコタツの中に一晩置きました。

今朝、二階の寝室まで届く鳴き声で目が覚めました。


元気になってよかったね。

 

サリークイーンの苗

2015.5.6

平野さんから預けられたサリークイーンの玄米ですが、一回目の播種は、カビで全滅したことは4/29に報告した通りです。

 

2回目に播種した200粒のうち、70が芽を出しましたが、生育は至って弱弱しく、この内まともな苗に育つのはいくつだろうか、という感じです。

 

皆さんの激励をお待ちしております。

カモちゃんの水慣らし

2015.5.5

鴨ヒナの水泳訓練です。

鴨ヒナをかわいがりすぎて、いつまでも陸で飼っていると、いざ田んぼに放した時に溺れてしまいます。


そうならないように、出来るだけ早い時期から水に慣れさせる必要があります。



カモちゃん到着しました。

2015.5.4

千葉県横芝光町の椎名孵化場まで行って、鴨ヒナを受け取ってきました。

 

田宮農園 300羽、野原農園 60羽、管理人 70羽

 

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