台風と稲とカモ達

2017/8/7

太平洋上で暖かく湿った空気を十分吸収した台風が、ついに九州に上陸した。

あちこちに大雨をもたらし、新記録のオンパレード。

そして、普段よりゆっくりとした足取りで関東に近づいて来る。

 

田んぼの稲の様子はと言うと、茎をパンパンに膨らませ、明日には穂を出そうとしている。

何もこんな時に穂を出さなくてもいいじゃないかと言いたくなる。

風や雨の強い時に穂を出すと、受粉がうまく行かずに、穂が真っ白になってしまう、いわゆる「白穂」という状態になる。

 

受粉してないので、当然お米にはならない、空籾だ。

だから、稲に対して私は言う。

なにもこんな時に穂を出さなくてもいいじゃないかと。

 

こんな時は、茎の中でおとなしくしていろよ。

台風が行っちまった後で、一斉に顔を出せばいいから、

それまで、あせらずにゆっくりしていろよ。

 

最近は、鴨のやつらも生意気だ。

畦の反対側で「コーイ」と呼んでも返事もしない。

こちらを見ずに、そそくさと、エサ場に駆けて行く。

 

とうとう人間様より利口になった。

ちっとも進歩しないこちらが馬鹿か。

反対側のエサ場に着くと、カモ達が勢ぞろいして待っていた。

そろそろ案山子の出番かな

2017/7/29

田んぼからカモさんを引き上げると、田んぼがやに寂しげになります。

その時は、案山子の出番です。

今回は、4体の案山子を作成しました。

 

案山子を作っているその横で、BBQが始まったので、つまみ食いをしながらの製作となりました。


昼食は、鹿肉のBBQでお腹を一杯にした後、田んぼへ移動し、案山子のセッティングをしました。

 

今年の案山子は、セクシー系なので、スズメが余計に集まって来ないか心配です。


ニワトリの雛

2017/7/23

ニワトリたちを外に出してあげると、大喜びで虫を追いかけたり、草を食んだり、土をほじくり返して虫を見つけたり、生き生きとしています。

 

ところで、6/20に孵化したニワトリの性別ですが、6/23のブログで奥方は、一羽が雄で、あとは雌と見立てましたが、その見立て通り、一羽が雄で残りは雌のようです。 


その理由は、ニワトリのくちばしの下にある赤い肉の塊を肉ぜんと言うらしいのですが、これが大きいのが雄の特徴だと言うことです。

なので、それぞれのニワトリを比べてみると、白くて体の大きなヤツだけが肉ぜんが目立ちます。

 

ちなみに、奥方のニワトリの判別方法は、生後2~3日の羽先の形状で判別します。(詳細はこちら

 これまで、何度か卵が孵った時に試してみましたが、かなり精度が高いので、自分で鶏の卵を孵化される方は、是非試してみて下さい。

 

ニワトリ君たちを紹介します。

 ハク 白色 ♂ 390g 生後32日

 ユキ 白色 ♀ 260g   〃

 ブチ 黒斑 ♀ 425g   〃

 フォード 羽に黒線 ♀ 380g   〃

 カスケ 頭から胸茶色 ♀ 325g 生後31日

 ミソ 茶色 ♀ 250g   〃

どうぞよろしく。

排水用水中ポンプを田んぼに設置

2017/7/22

4/8に説明した通り、水中ポンプを田んぼの地下水を排出するために設置しました。

排出量は、4/16に計算した通り、1時間につき15分間の稼働です。

 

最初は、硫化硫黄の臭いが鼻に付きましたが、1日動かしたら、気にならなくなりました。

田んぼの根っこもきっと喜んでくれてると思います。

出穂までもう少しの乾田直播の田んぼ

2017/7/20

乾田直播の様子です。

左端の一列は、古野隆雄さんが現代農業2017年5月号で紹介されていたホウキング除草を試しにやってみたところで、全く草が出てきません。

 

やる前は、ステンレス熊手を4つ繋げただけで、除草なんかできるのだろうかと不安一杯でした。


ただ、合鴨農法の親方が言っていることを信者の我々が信じなくて、誰が信じるのかと自分に対して叱咤激励をしました。

 

ホウキングを掛けている最中は、土が畑と違って、粘土質なので、熊手の爪と爪の間に草を丸め込んだ土がどんどん団子になって集まって来るので、だんだん熊手を引く手が重くなります。

 

また、稲と稲の間にホウキングで取りきれなかった草がたくさん残っていました。

恐らく、この残った草も熊手の爪に引っ掛けられて、痛みつけられていたのでしょうね。

ただ、この時点では、こんなんではうまく行かないのではないか。と思っていました。

 

なぜ、全面やらなかったのかと聞かれたら、答えは、一列やっただけで、疲れたからです。

でもそれは言い訳で、本当は、怖かったからです。

これで本当に草が消えるのか、不安だったからです。

 

結果は、動画に写っている通りです。驚きました。

ホウキングですが、管理機で引っ張れば、ずっと楽にでき、同じ効果を上げられると思うので、次回はそうしようと思います。

 

手前にヒエが見えますが、鴨にとってヒエの葉は、稲と比べて柔らかく食べやすいようで、田んぼに入ると、無残に食いちぎられたヒエがあちこちに見られます。

また、ヒエは稲よりも先に穂を出すので、カモ達の絶好の餌食となっています。

 

全体的に草が少なく感じると思いますが、これには、訳があります。

実は、朝と晩の二回、カモにエサを与えています。

 

エサの量は、通常のカモを育てる時の半分です。

残りの半分は、田んぼの中で見つけてね。ということです。

なので、朝晩与えるエサは、一日の必要量の1/4ずつです。

 

それを、田んぼの反対側でまず、鴨に声を掛け、反対側に全員集合させます。

次に、田んぼのさらに反対側へ移動し、こちらへ来させます。

カモ達は、我先にと一目散に駆け寄ってきます。

 

それから、エサの時間です。

これを毎日、朝晩繰り返します。

毎日、全員集合させるので、鴨に異常があれば直ぐに解ります。

 

全員集合のかいあって、ほとんどの草はカモさんの足の下に埋没することになりました。

なんとなく、このまま収穫までいけそうな気がしませんか?

カモの引き上げ

2017/7/17

手植えした田んぼと機械植えした田んぼにいたアイガモさん達を、田んぼから引き上げました。

直播の田んぼは、まだ雑草が残っているのでもう少し頑張ってもらいます。

 

カモの田んぼは本当に草が無いですね。

カモの習性や、雑草の生態をよく理解して取組めば、誰でもある程度の結果が得られるのが、合鴨農法の特徴です。

 

日本だけではなく、海外にも広く受け入れられているのが、なによりの証明です。

  

引き上げた鴨は、元気かって?

今、田宮さんの裏山に放牧されています。

 

ご覧になりたい方は、「田宮農園」とコンタクトを取って下さい。

20170713 茨城新聞 田宮農園の後取り

2017/07/08 カモさん、元気です 茨城新聞

アントラーズファンよりお怒りのクレームが

2017/7/3

おめえよお、アントラーズオフィシャルHPのアントンくんのプロフィールしっかり見てんのか?

おめえ、本当にアントラーズのファンなのか?にわかってんじゃねえぞこのやろう(`A´)

 

アントンくんは、れっきとした「しかお」と「しかこ」のご子息様だZO。


では、アントンくんをプロファイルしてみましょう。

あのばたばた歩きから想像して、人間なら1.5歳から2歳くらい。

ただ、鹿は生まれ落ちたその日から歩き出すので、生後2日の歩き方にも見えます。

 

ただアントンくんの角に着目すると、鹿の角の形状から年齢を推定する方法もあるそうな。

それだと、角股なし=1歳、角二股=2歳、角三股=3歳なのだそうだ(しょうさいはこちら)。

アントンくんの角は、二股なので、それから判断すると2歳ということになる。

歩くと言うよりもむしろ走ると言う表現の方があっている感じなので、やはり将来はサッカー選手だろうか。

 

えっ、ちゃんとオフィシャルHPを見たのかって?

ええと、1999年8月1日生まれ、なんと御歳18歳!!

いやーびっくりぽんや!。

 

そう言えば、昔の笑い話で、ある男が、骨董屋に入ったら、そこに綺麗なシャレコウベが置いてあったそうな。

シャレコウベ、現代風に言うとドクロ・骸骨ですな。

その骸骨が気になって「これはどなたの骸骨で?」と尋ねると、店主曰く

「これはこれは、お客様、さすがお目が高い。これは、かの有名な判官義経公のシャレコウベに御座います」

「おお、それは珍しい。だが、義経のものにしてはちょっと小さくないか?」

「はい、これは義経の幼少時代のものでございます」

チャンチャン

有機農業とは

2017/7/1

(長いので、読むのが大変な方はスキップして下さい)

先日トラストメンバーに田んぼの畦草刈りに来ていただいた時に、気になることを耳にしました。

非常にデリケートな問題なので、それについて、その場では何も言わずに済ましてしまいましたが、

その後、コメントしようかどうしようかいろいろ悩んだあげく、性分ですね。

黙っていることが出来なくて、ちょっと書いてみます。

 

それは、田んぼで畦草刈りをしていた時の事、隣の田んぼで噴霧器を背負った青年が、畦に何かを噴霧し始めました。

それを見ていた方が「あれ農薬だよね。うちの方に流れ込んできたらいやだな。」と仰ったのです。

それは、どこにも誰かを傷つける意図はない、とても自然な気持ちでした。

 

有機農業とか自然農法とかやっていますと口にすると必ず言われることがあります。

「中国で発生したPM2.5が日本まで飛んできているし、車の排ガスにも発がん性物質が含まれているのだから、無農薬とか言ってもインチキで、そんなことあり得ない。」

 

確かにその通りで、雨や用水の中に何が含まれているかなんて知る由もありません。

だから、有機農業は無意味なのかと言われたら、それにはもろ手を挙げて賛成と言う訳にはいきません。

 

管理人が考える有機農業とは、自然を敬い、自然を慈しむ生き方の事だと思うのです。

だから、田んぼや畑に農薬を使わないのであって、例えば、途上国でお金が無くて農薬や化学肥料を買うことが出来なくて、何も使わないのが有機農業なのかと言われたら、それは違うと思うのです。

 

また、キノコやタケノコに有機農業と書いて販売していることがありますが、農薬を使って作る人などこの世に存在しないので、これも違うと思います。(管理人加筆:キノコを食害する虫を殺すために殺虫剤を使う人もいるそうです)

この場合、結果的に農薬を使わなくても収穫できたと言う事であり、農薬を使わない生き方をしているとは言えないからです。

ただこれは有機JAS農産物かと言われたら、YESです。

なぜならば、有機JASとは、有機農産物にカテゴライズされた商品に付けられる称号だからです。

 

農水省が推進するエコファーマー制度、これは別名持続農業法とも言われますが、エコファーマーに認定してもらうには、有機資材を使った土作りと農薬の使用量を減らすことを記した営農計画書を県に提出すれば、それだけで認定されます。

実績も何も問われません。それなのに、化粧箱に「エコファーマー」とか「エコ推進農業」とか入れて、差別化商品として販売されます。

 

まあ、消防署の方から来ましたと言いながら消火器を高い値段で売る付けていく詐欺師に限りなく近い商売の様な気がします。

現在、国を挙げて推進しているGAP。東京オリンピックの会場には、GAPで製造管理された食品のみを提供するとのことですが、これも似たり寄ったりですね。

なぜ、堂々と有機農産物を提供しますと言えないのか、非常に情けないです。

 

話は変わりますが、フクシマ原発の被害の後、命を絶った農民がいました。

その方は、もう有機農業は出来ないと嘆いたとされています。

その方が、この有機農業の定義を知っていたら、命を絶つ必要はなかったと思うので、残念でなりません。

 

有機農産物を作ることにあまりにも一所懸命になってしまって、周りの農家に喧嘩を売りまくったあげくに自分の田んぼに重油を流されてしまって、農業が続けられなくなってしまった農民もいます。

そうなると、何のための有機農業か、本末転倒となってしまいます。

 

隣の田んぼの話に戻りますが、ほんの3~4年前までは、そこでアイガモを田んぼに放して無農薬栽培がおこなわれてきました。

息子が家を継いで農業を始めたころ、合鴨の田んぼどうしようかと相談されたことがあり、

「家族に食べさせたいものを作ればいいんじゃないの」と言ったことがあります。

その結果が、現在の姿なので、何も言えません。

 

そこの家の両親は健在なので、その田んぼをそのまま維持しようとすればできたのですが、代が変わり、老いては子に従えの言葉通り、子供のやる事には一切口出しをしないことにしたそうです。

ただ、自分のやってきたこと、生き方を全否定されたようで寂しいと漏らしていました。

 

そんなこんなで、最初のセリフの重みが分かって貰えたでしょうか。

アントンくん?

2017/6/30

大分昔の事ですが、お正月に鹿島神宮へ参拝に参りましたところ、アントラーズのオフィシャルショップが、参道脇に建っておりました。

 

アントラーズの輝かしい活躍があった後なので、とても誇らしい気分でお店を覗いたら、シカオ君人形がひょこひょこ歩きながらお喋りしているではないですか。

 

あまりのかわいらしさに、つい手にとり、迷わず「これ下さい」と言ってしまいました。

 

ニワトリのヒナと戯れる今日この頃ですが、この人形を見ていると、卵(プラケース)の中からシカオ君の「もう一杯一杯だよう、早く出たいよう」という叫びが聞こえてくるような気がするのです。

 

そんなこんなで、今回この写真をアップしたのですが、よくよくケースを見てみると、シカオ君ではなくて、アントンくんと表記されているではないですか。

 

アントラーズのオフィシャルマークも入っているし、アントラーズのオフィシャルショップで購入したのに、こんな詐欺まがいなことをして、全国のアントラーズファンが黙っていると思うなよ。

 

そんなことだから、アントラーズはACLで勝てねえんだ。

チャンチャン。

 

カモはどないなっとんのじゃあ!!

2017/6/24

ここの所管理人の興味がニワトリのヒナの方に行ってしまっていたので、カモさんのヒナはどうなっているのか気になる方もいらっしゃることでしょう。

 

ご安心ください、彼らもしっかりとお仕事をしております。

 

直播した田んぼですが、カモさん達がきれいに横一列に広がって、エサを探している姿には、惚れ惚れとします。


生後4日目のヒナの生態

2017/6/23

寝るのもヒナの仕事です。

たくさん食べたら、ゆっくり眠る。

すると、昨日までなかった羽が伸びていたりして、その変化に驚かされます。


明るくなって、ヒナたちはエサを頬張るのに夢中ですが、一日遅れのヒナは、電熱器の側から離れようとはせず、まだまだ居眠りモードのようです。


眠りから覚め、お兄ちゃん・お姉ちゃんたちがエサ場に群がっているのを見て、自分も仲間の輪に入ろうとするのですが、体力的に差があるので、なかなか入れさせてもらえません。

 

ちなみに、奥方は、1羽がオスで、残りは全てメスと見立てましたが、果たしてどうなるか。


外から覗かれているカメラに気が付いた模様です。

一瞬動きが止まり、目が合いました。

 

こちらが危険なものではないと判断したのか、また日常へと戻って行きました。


最後の一つ

2017/6/21

19:20

6つの卵の内、最後の一つです。

殻の隙間からくちばしが見えました。

 

お兄ちゃん・お姉ちゃんたちからは遅れてしまったけれども、ボクも生きているよと言いたげに「ぴよ!」と卵の中から叫びます。


19:34

じたばたしながら、少しずつ卵から出てきます。

漫画では、卵が二つにパカッと割れて、姿を表すような、イメージがありますが、実際は七転八倒しながら出て来るのですね。

 

まだ頭に殻が残っています。これは、もしや伝説のカリメロではありませんか。


19:36

ようやく、全身を表しました。

どんな人生(鶏生)を送ることになるのでしょうか?

 

遅れて孵化するのは、たいがいが体のどこかに障害があったり、虚弱体質だったりして、上手く育たないことが多いのですが、見た感じ大丈夫なようです。

元気で頑張れよ。

 

通常の卵は、見た目を良くするために表面を洗うので、卵が窒息死してしまうことがありますが、今回の卵が総て生きていたと言うことは、まにまに農園さんの卵の管理がよほど良かったのだと思います。


新しい家族が増えました

2017/6/20

常陸大宮市の道の駅「かわプラザ」に寄った折、ニワトリの有精卵が目に留まりました。いろいろある中から「まにまに農園」さんの6ケ入りをゲット。

孵化器に入れて20日目で4つが孵りました。

 

孵化器は手動式転卵なので、毎日毎日、朝な夕なに、寝る前にとそれから気が付いた時と一日6回くらい転卵していたかいがありました。

 

昨年孵化させた黒翡翠鳥の孫たちは、飯ばかり食らって、産卵率が著しく低いので、新人たちに期待です。


トラストの草刈りの日

2017/6/17

合鴨を入れた田んぼは、合鴨が野犬やタヌキなどの外敵に襲われないように、周りに電気柵をめぐらし、電気ショックでカモさん達を守っています。

 

ところが、ネットを張って、ほおっておくと、カモがいないネットの外側の畦に草が発生し、その草がどんどん大きくなって、電気線に触ることで、漏電を起こし、電気ショックが効かなくなります。

 

そうすると、外敵のタヌキ・キタキツネ・ネコ・コイタチ・チベットオオカミ・ミナミアメリカオットセイ・イヌ・ヌートリア・アメリカザリガニ・ニンゲンが一斉にカモに襲いかかってきます(多少いないヤツも含まれています)。

 

これでお分かりのように、ネット回りの草退治は、重要な作業ですので、今回厳選された10名と一匹に集まってもらいました。

皆様の献身的な労働のおかげで、4枚の田んぼの畦除草が出来ました。しばらくはカモさん達も安心です。

 

でも、この時期雨が降る度に草が伸びるんですよね。

合鴨農業に託す思い

2017/6/12

撮影は、田植えの時に行われたものなので、見たことある映像だなあと思った方も多いことでしょう。

 

NHKの朝ドラで有村架純さん主演の「ひよっこ」にひっかけてNHK水戸局が制作する「はばたけ ひよっこ」という番組があります。

 

そこで茨城県内の新しいことに取組む人たちを紹介していたのが、ひよっこを田んぼに放す場面と、農業のひよっこ達が夢に向かって頑張る姿が丁度番組の趣旨にあったのだと思います。

 

それにしても良い番組だなァ~♡


もう一つの合鴨稲作

2017/6/4

通常は、田んぼに水を張って、草退治をしてから、稲を植え、そして合鴨を放すのが、セオリーですが、今回はあえて、田んぼに水を入れないで、種播きをし、稲が10cm位に育ったところで、水を入れながら生後10日目の鴨を15羽放鳥しました。

 

最初は、水が無いことに戸惑っていたカモ達ですが、水かさが増えるとともに行動範囲が広がり、あっちこっちエサを求めて動き回るようになります。

 


有機農業をやっている知人が、これを見て「草がすごいことになるよ。覚悟はできているよね。」と言いつつさりました。

 

頑張ります。

カモさん放鳥3日目 エサ欲しさに寄って来ました

2017/5/31

カモのヒナを5/28に放鳥しました。

放鳥してすぐは、田んぼの虫を探すのに懸命で、呼んでもしばらくは無視です。

 

今日は、お腹が空いたので、エサをくれと寄ってきました。エサを食べる姿にいやされます。

 

空に張ったテグスが、はたして見えますか?


もう一つの合鴨稲作チャレンジ(直播+アイガモ)

2017/5/25

播種後22日目。

稲がちょぼちょぼ生えています。

これが、これから育って、立派なイネになる予定です。

 

これまでのいきさつを説明すると、4/15に育苗箱に播種し、ビニールハウスに育苗箱を積上げておきました。

 

こうすると、熱で発芽が揃うのです。

発芽するまでの間に、田んぼの苗を並べるスペースだけ代掻きをして、水を溜めます。

 

そして、芽が出たところで苗箱を田んぼに並べます。

苗箱は、水の中にあるので、ビニールハウスに苗箱を並べる通常のやり方と違い、毎日水管理や温度管理に時間を取られることはありません。

まさに、サラリーマン向けの苗作りです。ちなみに、この苗作りの方法を「水苗代」と言います。

 

ところが、朝方苗箱を確認した時に、ちょこっと芽を伸ばしかけていたのを、夕方まで置いといてそれから田んぼに並べようと、思って仕事に出かけてしまいました。

その日の天気はピーカンで、苗は伸びに伸び、ヒョロヒョロのもやし苗になってしまいました。

それだけなら、まだ救いようがあったのですが、苗を並べた後、田んぼに水がうまく溜まりませんでした。

なので、苗が白く枯れかけてしまったのです。

 

これを見て、今年の苗は失敗だと判断し、急遽田んぼに直接種を播くことにしたのが、この田んぼです。

これまで、様々な人が直播にチャレンジしていますが、成功したのは、福岡の古野さんと熊本の荒毛さんだけです。そんな大それたことに、いきなり、何の準備もなしにチャレンジしたのです。

 

田んぼに近寄って見ると、沢山の雑草が芽吹いているのが解ります。

この雑草をどうするのか、古野さんが現代農業2017年5月号に秘策を紹介しているので、これをやってみることにしました。

田植えから5日目 まだカモはいません

2017/5/25

田植から5日経過しました。

田んぼの回りにポールが突き刺さっています。

この後、ネットを広げ、ポールにパッカーと言うプラスチックのクリップでネットをポールに留めていきます。

 

そして、電柵機を設置し、電流を一晩流し、ショートしている所がないか確認し、問題が無ければ、鴨を放します。

 


ショートしている所があると、昼間だとパッシッと鳴る音を頼りに漏電個所を探すのですが、暗くなってからだと漏電個所が光るので、直ぐに見つけられます。

 

 

今日の所は、トラストの旗が寂しげにはためいています。

合鴨水田トラストの田植えとカモヒナの放鳥

2017/5/20

茨城アイガモ水田トラストの田植えの様子が、NHK水戸で放映されました。

さすが天下のNHKさん、きれいに取れていますね。


NHKでは見せられない映像がたくさん撮れました。

田植の日に泥遊びに興じる子供たちを目の当りにしたら、洗濯物のことや子供の衛生面を気にして、発狂する親御さんもいるかもしれませんが、ここに集まって来られる方は、皆大変おおらかな人たちばかりです。


 田んぼでムツゴロウになる子もいるし、泥投げ合戦に興じる子もいるし、ひたすらカエルを追いかけ捕まえるのに夢中な子もいるし、片やもくもくと田植えを楽しむ子もいるし、どの子も皆楽しそうです。


本日の参加者は、総勢60名で、料理班が10名・泥遊び班が10名・畦からの応援班が沢山でした。

午前中に手植えに参加された方は、20名で2時間をかけて7.5aを漸く植えました。

 

午後は、一度に8ヶ所植えられる田植え機で同じ面積を20分くらいで植え終わると、機械のすごさと正確な仕事に感嘆の声が上がりました。


最後は、放鳥場面です。

NHKの放送では、みんな揃ってお行儀よく映っていましたが、その後はみんな自由に放していました。

 

鴨も最初は戸惑っているようでしたが、大海に泳ぎ出て、これから本領発揮というところでしょうか。

カモさん、頑張って稲を守ってね。


今年のカモさんの到着です

2017/5/15

今年の鴨さん達を千葉の孵化場までお出迎えに行って参りました。

全体的にしっかりしていて、いい感じです。

 

連れて来て最初にやることは、水を飲ませることと、泳がせることです。えっ、いきなり泳がせるの!と驚かれるかもしれませんが、生まれたばかりの鴨ヒナの羽には、沢山の脂分があるので、水をはじき溺れることはありません。


むしろこの段階で水に慣れさせないと、羽の脂分が消耗し、逆に水鳥なのに水に沈んでしまい、ドラえもんならぬ僕ドザえもんになってしまいます。

 

野生の鴨を観察すると、生まれたばかりのヒナが母鴨に従って、水の中をスイスイ泳いでいるのが見て取れるので、出来るだけ早い段階で、泳がせることが、丈夫なカモを育てる秘訣となります。

 

ただし、あまり寒い日に泳がせると、寒さで体がかじかんで水から上がれなくなってしまうので、その時は、体が冷える前に回収します。また、水の中で、足をピクピクさせている鴨を見つけた時は、42℃くらいの温水に浸けてやると直ぐに回復します。

【期間限定】一瞬だけ「笑鴨」の映像が

2017/5/4

大分周りの田んぼは緑色に変わってきましたが、我家の田んぼはようやく水が入り出したところです。

 

「笑鴨」の醸造をお願いしている来福酒造さんが、インターネット配信のアマゾンプライム「石ちゃんのSAKE旅」2017.4.7号で紹介されています。

 

来福の社長さんがこだわる花酵母について詳しく説明されているので「笑鴨」でも使用されている花酵母をご存知の無い方は、ここでお勉強して下さいな。

 

そして、「笑鴨」の映像も一瞬だけ流れます。

一瞬だけなので、よーく目を凝らしてご覧ください。それでは、どうぞ。

https://www.amazon.co.jp/%E7%9F%B3%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AESAKE%E6%97%85/dp/B01MRA93H1

 

それにしても、藤村社長、立派な体格になられましたね。

 

ランの香りに誘われて蜂が

2017/4/29

そろそろ花が咲くころだからと里帰りしたランが、一斉に開花しました。

外に置くや否や、香りに惹きつけられた日本ミツバチがブーンブーンと嬉しそうです。

女王蜂が来てしまったらどうしようと心配?したのですが、そんなことはありませんでした。

下に滴るほどあふれていた蜜も総てハチに持ち去られ、次の日には蜜は出てきませんでした。

恐るべし、日本ミツバチ!

 


水中ポンプ 排出量

2017/4/16

 

どれだけの水を毎日汲み上げればいいでしょうか?

 

必要なデータを集めましょう。

田んぼの面積:15a

ポンプの排出量:150L/min

健全なイネを成育させるのに適正な減水深(田んぼで一日に変化する水位のこと):2~3cm/day

 

次に単位をメートルに統一しましょう。

 

毎日2cm(=0.02m)の水を汲み上げるとして、面積15a(=15*10*10m2)なので、

体積にすると2cm*15a=0.02*15*10*10=30m3

ポンプの排出量は、150L/min(=150*0.1*0.1*0.1m3/min)だから、

1分当たりの排出量は、0.15m3/minです。

30m3の水を排出するのに要する時間は、30m3/0.15m3/min=200min

これを時間に直すと200min/60min/h=3.33h

毎日3.33hポンプを動かせば、2cmの減水深を得られることになります。

連続運転はポンプを痛めるので、毎時間15min稼働させると、200min/15min=13.3回/day動かします。

まあ、分かり易いところで、2時間ごとに15分間稼働させることで大体近い量が排出できることになります。

コンセントの前にタイマーを付けてコントロールします。

 

蛇足ですが、氷が張るような時期にポンプを動かすと、空運転になり、ポンプを痛めるので、

4℃以下でのポンプの稼働は控えます。

なので、冬季はコンセントの前に温度センサーを取り付けます。

また、水位が低くなって、空運転した場合もポンプの寿命を縮めます。

これは、水位センサーで解決しました。

 

これで、冬期に麦作の楽しみも出来ました。

 

水中ポンプに期待

2017/4/8

毎年稲が倒れる田んぼがあります。

理由は分かっていたのですが、これまで田んぼの条件が悪いからと諦めていました。

 

ところが、牛久市の篤農家高松求氏と会ってから考え方が変わりました。

条件が悪ければ、改善すれば良いのだと。

 

そこで、冬の間に暗渠を掘ったことは、以前報告した通りです。

これまでは、雨が降るとじくじくしてぬかるみに強いはずのトラクターでも、深みにはまってしまい、出て来られなくなってしまうのが常でしたが、暗渠排水のお陰で、田んぼが乾き易くなり、例え雨の次の日でも、田んぼの中を平気で歩けるようになりました。

 

そこで、せっかく暗渠を設置したのですから、その水を田んぼの隅に設置した排水升に集めて、排水路に汲み上げられるようにしました。

 

最初に戻って、稲が倒れる理由ですが、田んぼにいったん水が溜まるり水が動かないと、水が腐ってしまい、根を駄目にしてしまいます。

通常の田んぼは、給水路があって、田んぼに水が供給され、余分な水は、排水路に流れます。

  

通常、排水路は田んぼより低い処にあるので、田んぼに溜まった水も重力水として、田んぼの下へ下へと下がって行き、最終的に排水路に染みだしていきます。その時に酸素も一緒に運ぶため、根っこまで酸素が届くという仕組みです。

 

ところが、条件の悪い田んぼも世の中にはあり、給排水路が一つしかなく、田んぼに溜まった水はどこにも流れ出ていかないし、排水路が田んぼより高いために、排水路から逆に田んぼに水が流入してくるのです。

 

これを人に言うと「そんな田んぼで米を作るもんじゃない。さっさと止めて条件の良い田んぼに移りなさい。

農家も高齢化で耕作放棄された田んぼはいくらでもあるだろう」と諭されます。

 

そうです。稲がいくら水の中で育つ植物だと言っても、根っこに酸素が供給されなくては、苦しくて倒れてしまっても稲に責任はありません。

そして、ここ玉造の田んぼは、行方台地と霞ヶ浦に挟まれた土地にあるため、台地に吸収された雨水が常に湧き出てくるし、ぼやぼやしていると霞ヶ浦から溢れた水が田んぼにかぶさるし、ろくなもんじゃあありません。

 

「そんなところで良く百姓をやっているなあ」と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、逆にここで米作りが出来れば、どんな土地に行っても米作りなんて楽勝です。

 

さて、そこで問題です。

どれだけの水を毎日汲み上げればいいでしょうか?

 

ここで次回に続くって言うか、これから計算する!

さあ、皆な 考えて!

 

春の宴

2017/4/2

キウイの棚作りの資材が揃ったので、昨日から作業が再開しました。

 

それはさておき、本日の昼食メニューです。

畑にあったものばかりですが、春を感じさせる料理が並びました。

 


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